マジカルハロウィン6って5に比べるとめちゃめちゃ評価が低いですよね。

 主な理由は2つあると思ってて、1つは世界観。もはやハロウィンじゃないじゃんって言う。そしてもう1つはもちろん有利区間。1500Gのゲーム数制限があるということは、詠唱ステージや通常時で消化するゲーム数を考えると、良いとこART40セットくらいが上限になります。これがどこまでも続くかも? というゲーム性と致命的に相性が悪い。
 ただ、KPEもそんなことは分かってるわけで、その分は別のところに面白さを盛り込んでくれています。それは「一旦エンジンがかかれば一気に行けるところまで行く」という点。その最たる例がご先祖カボチャンスですね。一般にあまり知られていないだけで、こいつはART機史上最強の性能を持った特化ゾーンだと思ってます。
 では、ご先祖カボチャンスがどういうARTなのか、みなさんご存知でしょうか。ご存知ない方のために説明します。難しいことはありません。一言で説明できます。ご先祖カボチャンスは「コインでキングカボチャンスをストックするART」です。特化ゾーンをストックする特化ゾーン。もちろんヒキ次第にはなりますが、突入した時点で完走が確定するくらいの威力があります。どうせ有利区間のリミットがあるんだから、やっちゃえ、という開発者の悪ノリを感じる性能です。
 おみくじシステムも良いですね。カボチャンス中におみくじを抽選し、当選すると次セットで様々な効果がある珠がもらえるというものですが、その中に赤珠と言うのがあり、こいつは獲得するストック数を2倍にするという効果があります。例えば赤珠を持った状態でキンカボに突入し、ボーナスを引き、そこでまじかるちゃんすが発生した場合、金箱で獲得するストックが2倍になるので、一気に10個のストックを獲得します。ゲーム数に換算すると30×10=300ゲームの上乗せってことになり、普通に考えてヤバいですよね。他にキンカボで獲得するストックも全て2倍になるため、キンカボ1回で20セットストックくらいは全然あり得ます。
 まあたくさん乗せたところで有利区間がってのは当然あるんですが、イケてる時のイケイケ感はすごい。それがマジカルハロウィン6です。

 さて・・・








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 ロングフリーズ引きました。だからこそこんな記事を書いてるわけです。
 ごく普通の由良のチャンス演出からいきなりの中段チェリー(背景は赤かったかも?)、その次Gでフリーズ。ボーナス消化後にご先祖カボチャンス突入。
 ご先祖カボチャンス、どんな性能かは知ってたのですが、初めて体感できました。結果から言うと、ご先祖カボチャンスの後、8セットキングカボチャンスが出て来て、その後、途中でカボチャ揃いからのキングカボチャンス、鬼ボーナスからの鬼カボチャンスがあった以外、いつどこでストックしたか分からないカボチャンスが完走まで延々と続きました。いやーすごい。ボーナスの引きが弱く2,000枚しか出なかったんですが、消化中ずっと楽しかった(獲得枚数の画面で写真撮り忘れた・・・)。
 と言うことで5号機がもうすぐ撤去という中で良い思い出ができました。マジカルハロウィン6を神台に認定します!

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神台認定証

株式会社KPE 殿

貴社の開発した回胴式遊技機
「マジカルハロウィン6」は
遊技性能において卓越した品質を保持しているため
茲に神台として認定します

令和三年八月二十八日
パチ屋のカモネギ

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